鳥持ち込みOKホテル｜小鳥・インコと泊まれる全国の宿【最新版】

「小鳥と一緒に旅行してみたいけれど、泊まれるホテルなんてあるの？」

──そんな疑問を持つ飼い主の方も多いのではないでしょうか。

実は近年、インコや文鳥などの小鳥と一緒に宿泊できる施設が全国で増えています。

ペットホテルではなく、飼い主と同じ部屋で過ごせる“同室宿泊型”の宿も登場し、鳥を家族として迎える人たちから高い支持を得ています。

ただし、「ペット可」＝「鳥OK」ではありません。

この記事では、鳥の持ち込みが可能な宿を地域別に整理しつつ、予約前に知っておきたいルールや準備のポイントを解説します。

旅行サイトに掲載されていない「小動物OK」の隠れ宿も紹介しているため、インコや文鳥との旅を計画している方はぜひ参考にしてください。

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鳥と泊まれる宿を探す前に知っておきたい基本ルール

鳥と泊まれるホテルを探す際には、まず“ペット同伴可”という表記だけで安心せず、「鳥の持ち込みが可能かどうか」を必ず確認することが大切です。

ここでは、予約前に知っておきたい基本ルールと、飼い主が守るべきマナーを整理しました。

すべての「ペット可」ホテルが鳥OKとは限らない

多くの宿では「ペット可」と書かれていても、対象が犬や猫に限定されているケースがほとんどです。

鳥類の受け入れを行っていない施設では、衛生面や鳴き声、備品への影響を理由に断られることもあります。

そのため、予約前に「鳥（インコ・文鳥など）を連れていきたい」と必ず伝えることが必要です。

また、宿泊予約サイトの「小動物OK」「ケージ持参可」という表記は、鳥も受け入れ可能な場合が多いため、検索時のキーワード設定にも活用できます。

予約前に確認すべき「鳥の受け入れ条件」

鳥の宿泊条件は宿によって大きく異なります。一般的には、次のような項目を事前にチェックしておくと安心です。

確認項目	内容の例
対象の鳥種	小型インコ・文鳥のみOK、大型オウム不可など
ケージ条件	防音ケージ、専用キャリー必須など
宿泊料金	1羽あたり1,000〜2,000円の追加料金
共用スペース	レストランや浴場への持ち込み不可
予約方法	事前に「鳥同伴」を明記して申し込み

特に「鳴き声が大きい鳥」「複数羽での宿泊」を希望する場合は、宿泊棟を貸し切れるコテージタイプを選ぶのがおすすめです。

ケージ・鳴き声・温度管理の注意点

ホテルでの滞在中、鳥を自由に放すことは基本的に禁止されています。必ずケージ内で過ごさせることが原則です。

また、夜間や朝方の鳴き声が他の宿泊客に聞こえることもあるため、防音カバーや遮音布を用意すると安心です。

冷暖房設備が整っていない宿では、携帯ヒーターなどで室温を一定に保つ工夫も必要です。

持ち込み時に必要な持ち物チェックリスト

鳥と一緒に泊まる際に必要なアイテムを以下にまとめました。忘れ物を防ぐため、旅行前に確認しておきましょう。

カテゴリ	持参するもの
基本用品	ケージ、エサ、水入れ、止まり木
清掃用品	新聞紙、ペットシーツ、ゴミ袋
防音・温度管理	ケージカバー、携帯ヒーター、温度計
その他	健康証明書、宿への連絡メモ

ホテルでの快適な滞在は、事前準備がすべてを左右します。

鳥の安全と他の宿泊客への配慮の両方を意識しておくことが、愛鳥家のマナーといえるでしょう。

【地域別】鳥持ち込みOKホテル・宿一覧【2025年最新版】

ここでは、全国で鳥（インコ・文鳥など）と同室宿泊ができるホテルや旅館を地域別に紹介します。

すべての施設で「鳥同伴OK」が公式または問い合わせ確認済みの宿を中心に掲載しています。宿泊時期や規約変更もあり得るため、予約前には必ず直接確認を行いましょう。

北海道・東北エリア

雄大な自然に囲まれたエリアでは、静かで落ち着いた環境が魅力です。移動距離が長いため、ケージ内での温度管理に注意しましょう。

宿名	特徴	所在地
ログペンション パインハウス	鳥1ケージ1,000円で宿泊可能。小樽朝里川温泉に近く観光にも便利。	北海道小樽市新光5-40-5
エンゼルフォレスト白河高原	ドームコテージで鳥・小動物OK。温泉やプールなど設備が充実。	福島県岩瀬郡天栄村羽鳥高戸屋39

自然と一緒に過ごせる環境は、鳥にも人にもストレスが少ないのが特徴です。

関東エリア

アクセスの良い関東圏にも、小鳥と宿泊できる宿が少しずつ増えています。特に群馬・栃木エリアは温泉地が多く、家族連れにも人気です。

宿名	特徴	所在地
ペンションディール（群馬）	ブランコ付きルームで小鳥OK。1匹1泊1,100円（税込）。	群馬県吾妻郡嬬恋村大前2093-5
フラットレット草津（群馬）	コンドミニアム型宿泊施設。鳥1羽1,100円、外出時の預かり相談可。	群馬県吾妻郡草津町草津464-1211
那須温泉 ヴィラージュ那須高原（栃木）	一戸建て貸別荘タイプ。鳥1羽1,100円で同伴宿泊可。	栃木県那須郡那須町高久丙1147-631
四季の宿 こよみ（栃木）	セキセイインコOK。源泉掛け流し温泉付き貸切宿。	栃木県那須郡那須町湯本378-2
CARO FORESTA油壷グローブ（神奈川）	犬メインの宿ながら小鳥同伴可。本格イタリアンを堪能できる。	神奈川県三浦市三崎町小網代1298-1
新宿ガーデンハウス（東京）	小動物OKの一軒家宿。鳥は種類によって要問い合わせ。	東京都新宿区市谷柳町27

北陸エリア

北陸地方は静かな温泉宿や海沿いの民宿が中心です。鳥がリラックスできる落ち着いた環境を求める方におすすめです。

宿名	特徴	所在地
越後平野と弥彦連山一望の宿 穂々（新潟）	鳥・小動物OK。1羽3,800円（税込）。温泉と料理が高評価。	新潟県新潟市西蒲区岩室温泉340甲
民宿 汐風（富山）	小鳥1羽無料で宿泊可。海が見える部屋と新鮮な海の幸が人気。	富山県氷見市中波175-1

東海・中部エリア

静岡・山梨・岐阜など、温泉地を中心に鳥同伴OKの宿が多く見つかります。いずれも自然が豊かで、ケージ内での滞在も快適です。

宿名	特徴	所在地
ペットとのんびり過ごす温泉宿 ふくふく（静岡）	インコなどの小鳥OK。1羽1,100円。貸切温泉付き。	静岡県伊東市富戸1317-3655
アクアペンション クッチェッタ（静岡）	浜名湖畔の宿。鳥1羽1,100円で宿泊可（鳴き声が大きい鳥は不可）。	静岡県浜松市浜名区三ヶ日町大崎78-1
奥飛騨温泉郷 こんじ旅館（岐阜）	ペットと泊まれる素泊まり宿。小鳥宿泊無料、ケージ持参必須。	岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根1545-3
清里ペンション マッキントッシュ（山梨）	鳥・小動物1泊550円。食事が評判の家庭的なペンション。	山梨県北杜市高根町清里3545-443

関西エリア

琵琶湖周辺や和歌山の海辺では、ペット全般を受け入れるアットホームな宿が多い傾向です。

宿名	特徴	所在地
宿屋 きよみ荘（滋賀）	ペットなら何でもOK。全室びわ湖ビューの宿。	滋賀県大津市今堅田3-25-13
ペンションくりっこ（滋賀）	犬・猫・小動物同伴可。鳥は種類によって要確認。	滋賀県高島市マキノ町牧野554-4
シークィーン海南（和歌山）	小動物相談可。便利な立地で短期滞在にも最適。	和歌山県海南市名高452-2

九州エリア

九州には、自然と温泉を楽しめる「離れ宿」タイプが多く、鳥同伴でも安心して泊まれる宿が揃っています。

宿名	特徴	所在地
南阿蘇 月亭（熊本）	離れヴィラタイプで鳥OK。阿蘇外輪山を望む絶景宿。	熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3956-2
ALFACIOリバーサイドステイ糸島（福岡）	全室ペットOK。オーシャンビューの一棟貸しリゾート。	福岡県糸島市二丈鹿家
民宿 水分村（大分）	鳥・小動物同伴OKの離れ宿。内湯付きで別荘感覚の滞在が可能。	大分県玖珠郡九重町野上3735-2

地域ごとに環境やルールが異なるため、旅行前には必ず「鳥同伴OK」の明記を確認してから予約を取りましょう。

インコや文鳥と泊まるときのQ&A【宿泊前の不安を解消】

鳥と宿泊する際には、「どこまで持ち込みOKなの？」「鳴き声で迷惑をかけない？」など、多くの疑問が生まれます。

ここでは、宿泊前によくある質問とその回答をQ&A形式でまとめました。初めて鳥を連れて旅行する方は、出発前に確認しておきましょう。

Q1. 鳥を持ち込みできるホテルの見分け方は？

鳥を受け入れてくれる宿は、予約サイトや公式ページの「ペット宿泊条件」を確認するのが基本です。

「小動物OK」「ケージ必須」「鳴き声に配慮できる方」などの記載がある場合は、鳥同伴が可能なケースが多いです。

ただし、サイト上に明記がない宿でも、直接問い合わせると「ケージに入れてくれるならOK」という柔軟な対応をしてくれることがあります。

メールよりも電話での確認が確実で、「インコ（または文鳥）を連れていきたいのですが可能でしょうか？」と具体的に伝えるのがポイントです。

Q2. 鳴き声が大きい鳥でも泊まれる？

宿によっては、鳴き声が大きい鳥（例：オカメインコ、ヨウムなど）の宿泊を制限している場合があります。

他の宿泊客に迷惑をかけないために、遮音性の高い一棟貸し・コテージタイプを選ぶのがおすすめです。

また、夜間や早朝に鳴く習性がある場合は、防音カバーや厚手の布でケージを覆うことで音を軽減できます。

旅行中の環境変化で興奮しやすくなる鳥もいるため、普段と同じカバーや止まり木を使用して安心感を与える工夫をしましょう。

Q3. 客室で放してもいいの？

基本的に、鳥を客室で放すことは禁止されています。

ケージ外に出すことで、備品の汚損や誤飲のリスクが生じるため、必ずケージ内で過ごさせるようにしましょう。

もしどうしてもストレッチをさせたい場合は、浴室などの狭い空間を一時的に使うなど、安全を確保できる範囲で短時間のみ行うのが現実的です。

ホテルによっては「共用スペースでの放鳥は禁止」と規約に明記されていることもあるため、必ずチェックしておくことが大切です。

Q4. 宿泊料金・追加料金はいくらぐらい？

鳥の宿泊料金は、犬や猫よりも安く設定されている場合が多いです。

平均的な追加料金の目安は次の通りです。

宿泊タイプ	追加料金目安	備考
ペンション・民宿	1羽あたり1,000〜1,500円	小鳥限定。ケージ持参が必須。
コテージ・貸別荘	1棟料金に含まれる場合あり	鳴き声が気にならない環境。
ホテルタイプ	1羽あたり2,000円前後	大型鳥の場合、要問い合わせ。

なお、施設によっては「鳥は無料」とする宿もありますが、清掃負担料を別途請求されることもあるため、事前に確認しておくのが安全です。

Q5. エサやグッズは持参が必要？

鳥用のエサや水入れ、止まり木などは、基本的にすべて持参が必要です。

宿で鳥用品を用意しているケースはまれで、ケージの貸出も行っていない施設がほとんどです。

また、旅行中は普段と同じエサ・水入れを使うことで、鳥が安心して過ごせます。

温度変化に敏感な種類の場合は、小型ヒーターや温度計を持ち込み、部屋の温度を一定に保ちましょう。

移動中は、ケージカバーと携帯用の保温マットを併用すると安全です。

事前準備とルールの確認が、愛鳥との快適な旅を守る最大のポイントです。

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鳥と泊まれる宿をもっと見つけるコツ

「近くに鳥と泊まれる宿が見つからない」「検索しても犬猫ばかり出てくる」──そんな時は、検索方法を少し工夫するだけで、選択肢が大きく広がります。

ここでは、鳥同伴の宿を効率よく見つけるための3つのコツを紹介します。

「小動物OK」で検索するのがコツ

宿泊サイトでは、「ペット可」よりも「小動物OK」と書かれた宿の方が、鳥の受け入れに柔軟な傾向があります。

特に「ケージ持参可」「小動物同伴可能」「ゲージでの滞在に限る」などの記載がある宿は、インコや文鳥などの小鳥を歓迎している場合が多いです。

検索時には、「鳥」「小動物」「ケージ」といったキーワードを組み合わせて検索すると、対象宿が絞り込みやすくなります。

たとえば、「小動物OK ペンション 群馬」や「ケージ持参 宿泊 静岡」などの組み合わせ検索が効果的です。

「一棟貸し」「コテージタイプ」を狙おう

鳥の鳴き声が心配な場合や、他の宿泊客に気を遣いたくない場合は、一棟貸し・コテージタイプの宿が最適です。

建物が独立しているため、音の問題を気にせず過ごせるうえ、部屋の温度管理や照明の調整もしやすくなります。

また、ケージを置くスペースにも余裕があり、鳥が落ち着いて過ごせる環境を作りやすい点もメリットです。

宿タイプ	特徴	鳥連れ向けポイント
ペンション	家庭的な雰囲気で相談しやすい	柔軟な対応をしてくれる宿が多い
コテージ	独立構造でプライベート空間が確保できる	鳴き声が気にならない
貸別荘	家族・友人とゆっくり過ごせる	ケージ設置や保温に十分なスペース

楽天トラベル・じゃらんの検索フィルターを活用

大手宿泊予約サイトでも、検索条件を工夫することで鳥と泊まれる宿を探しやすくなります。

たとえば「楽天トラベル」や「じゃらん」では、ペット同伴可の宿を絞り込んだ後、以下のようなフィルターを活用すると効果的です。

サイト	検索のポイント
楽天トラベル	検索バーで「小動物」「ケージ」「一棟貸し」を追加入力
じゃらん	「ペットと泊まれる宿」カテゴリ内で「小動物OK」を選択
Yahoo!トラベル	レビュー欄で「鳥」「インコ」「文鳥」と検索して事例を確認

また、SNSや口コミサイトでも、実際に鳥を連れて泊まった飼い主の体験談が多く投稿されています。

“○○（地域名） 鳥と泊まれる宿”でSNS検索をかけると、旅行者のリアルな写真付きレビューが見つかるため、最新情報の確認にも役立ちます。

このように、キーワードの選び方と宿タイプを意識するだけで、これまで見つからなかった「鳥OK宿」に出会える確率が大きく高まります。

【まとめ】鳥と一緒に安心して泊まれる宿を選ぼう

ここまで、インコや文鳥などの小鳥と一緒に泊まれる全国の宿を紹介してきました。

近年はペット可の宿が増えていますが、「鳥と泊まれる宿」はまだ限られているのが現状です。

ただし、貸別荘や一棟貸しタイプの宿が増えたことで、以前よりもずっと快適に愛鳥と旅を楽しめる環境が整ってきています。

鳥と泊まるときの3つの基本ルール

この3点を守ることで、鳥にも飼い主にもストレスのない旅行が叶います。

宿を選ぶときのチェックポイント

ポイント	チェック内容
宿泊タイプ	一棟貸し・コテージ・貸別荘が安心
環境	静かで温度調整しやすい部屋を選ぶ
料金	1羽あたりの追加料金や清掃料を確認
移動距離	車での移動時間を短めに設定
宿の姿勢	ペットに理解のあるオーナーを選ぶ

また、宿泊後のマナーとして、「鳴き声や羽の飛散で迷惑をかけない」「備品を汚したら申告する」などの心配りも大切です。

鳥との旅をもっと楽しむために

鳥と過ごす旅行は、ただの「宿泊」ではなく、家族の思い出を共有する時間です。

普段はケージの中で過ごす愛鳥も、旅先の自然の音や朝の光に反応して、いつもとは違う表情を見せてくれます。

愛鳥の安全を最優先にしつつ、飼い主自身も温泉やグルメを楽しんで、リフレッシュできる旅行にしましょう。

最後に、もう一度だけ大事なポイントを。

• 予約前に「鳥の種類」「ケージサイズ」を伝える
• ケージカバーと保温グッズを持参する
• 宿到着後は静かな部屋でしばらく休ませる

この3つを意識するだけで、旅の快適さがまったく違います。

あなたとあなたの小鳥が、安心して心から楽しめる旅になりますように。

お気に入りの宿を見つけたら、次の休日はぜひ“愛鳥とのおでかけデビュー”をしてみてください。

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